「dポイントの還元がオトクなので、Amazon【d払いキャンペーン】を使ってみたい」「d払いでdポイントを利用したいけど、設定が面倒そう…」
このように思っている、ドコモユーザーの人は多いのではないでしょうか?
そこでここでは、Amazon【d払い】を利用するメリット、d払いの設定方法、d払いキャンペーンでオトクにdポイントの還元を受ける方法などを、詳しく紹介していきます。
Amazonのd払いとは?【ドコモユーザー以外は使えない?】
まずd払いとは、NTTドコモが提供するQRコード決済の1つです。
スマホにアプリをインストールして、コンビニやドラッグストアで利用するのが基本ですが、Amazonのような一部の通販サイトでも、支払い方法として利用できます。
そしてd払いのメリットは、支払いでdポイントが還元されて、貯まったdポイントを利用できることです。Amazonのような通販サイトでは、カード・dポイントどちらの利用でも、1.0%ポイントが還元されます。
参考)d払いキャンペーンでdポイントを貯める【マツキヨで20%還元など】
このd払いですが、クレジットカードを使うなら、ドコモユーザー関係なく誰でも利用できます。ですが「Amazonのd払い」はドコモユーザー限定で、ドコモユーザー以外の人は使えません。
なぜかと言うと、Amazonのd払いは「電話料金合算」しか設定できないからです。「電話料金合算払い」を設定するのに、ドコモと契約したスマホが必要になります。
ちなみに他のストアでの、ドコモの携帯決済のほとんどは「ドコモ払い」です。こちらもドコモユーザーしか使えません。
「ドコモ払い」ではdポイントが使えず、dポイントの還元もなく、この後紹介するキャンペーンもないので、メリットがない支払い方法と言っていいでしょう。
d払い | d払い(Amazon) | ドコモ払い | |
---|---|---|---|
支払い方法 | クレジットカードなど | 電話料金合算のみ | 電話料金合算のみ |
dポイント | 利用できる | 利用できる | 利用できない |
スマホキャリア | ドコモユーザー以外も可 | ドコモユーザーのみ | ドコモユーザーのみ |
ドコモの支払い方法をまとめてみました。
「電話料金合算のd払い」は設定も面倒なので、Amazon以外で使うことはあまりないと思います。
Amazonのd払いは、利用対象を「ドコモユーザー」限定にして、オトクなキャンペーンで優遇するための支払い方法と言えますね。
Amazon【d払い】の3つのメリット
- dポイントをAmazonの支払いに使える
- Amazonのd払いキャンペーンで、オトクにdポイントが貯まる
- 100%還元本を買うと、期間限定dポイントをAmazonポイントに交換できる
ここではAmazon【d払い】を利用する、3つのメリットを紹介していきます。
1.dポイントをAmazonの支払いに使える

Amazonのd払いの1つ目のメリットは、支払いに「dポイント」を併用できることです。
このように「dポイントを利用しない/すべて利用する」「期間限定dポイントのみ利用」を選ぶことができます。
もしあなたがドコモのdマーケットを利用しているなら、dショッピングやdブック(電子書籍)の支払いで、大量のdポイントが還元されていると思います。
このポイントをAmazonのd払いに利用しましょう。Amazon商品はもちろん、kindle本の購入にも利用できます。

2.Amazonのd払いキャンペーンで、オトクにdポイントが貯まる
Amazonのd払いの2つ目のメリットは、キャンペーンでオトクにdポイントが貯まることです。
毎週おトクなd曜日キャンペーン【d払いで+2%ポイント還元】

毎週おトクなd曜日キャンペーンにエントリーして、Amazonで金土曜日にd払いで買い物すると、利用額の+2%のdポイントが還元されます。
もともとd払いは、1%のポイントが獲得できるので、合計3%のdポイント還元です。しかも「d曜日キャンペーン」は、dポイントで支払った場合もポイントバックが受けられます。
参考)毎週おトクなd曜日 毎週金土曜日はdポイントが必ず+2%最大+5%
Amazon d払いならいつでもdポイント3倍還元キャンペーン

ドコモでスマホを契約しているなら、ほとんどの人が「dポイント3倍還元キャンペーン」も利用できます。
(※)ドコモのギガプラン(ギガライト含む)を契約していて、「ドコモのプランについてくるAmazonプライム」を申し込んだ人なので、ほぼ全てですね。
こちらは2021年2月28日(日)までの期間限定ですが、1回エントリーすれば、ずっと3倍還元(つまり基本1倍+2倍還元)が適用されます。
d曜日キャンペーンと合わせると、(1+2+2=)5倍のdポイント還元です!
ただしこちらのキャンペーンは、dポイント利用分は対象外です。dポイント獲得が目的なら、dポイントを利用しないd払いを使いましょう。
参考)Amazon d払いならいつでもdポイント3倍還元キャンペーン
Amazon d払いの過去のキャンペーン

さらに「過去のAmazonのd払いキャンペーン」では、20%還元など大型キャンペーンが実施されています。
そしてここまで紹介したキャンペーンはすべて複合して利用できます。
ドコモユーザーは、Amazonチャージで現金前払いして+2%程度のポイントをもらうよりも、絶対的にオトクです。ぜひここで紹介したd払いキャンペーンを利用しましょう。
Amazonチャージについては、こちらで説明しているので比較してください。
参考)Kindle本をコンビニ支払いで購入する方法【ギフト券ならポイント還元がオトク】
3.100%還元本を買うと、期間限定dポイントをAmazonポイントに交換できる
Amazon Kindleでは、特定の書籍が100%Amazonポイント還元で売られることがあります。

この100%還元本をd払いで購入すると、dポイントをAmazonポイントに交換できます。

d払いの設定を「dポイントを利用する」に設定すれば、このようにdポイントを消費して、Amazonポイントが同数還元されて、交換したことになりますね。
ちょっとした裏技ですが、この裏技は次の2つの目的でかなり役立ちます。
- 1)期間限定dポイントをAmazonポイントに交換して、寿命を延ばす
- 2)Amazonプライムデーやタイムセールのために、Amazonポイントをオトクに貯金する
期間限定のdポイントは、短いものだと期限が1か月程度です。これを1)の考え方でAmazonポイントに交換すれば、1年先(実際はほぼ無限)まで伸ばせます。
さらに「d曜日キャンペーン」にエントリーして金土曜に購入すれば、3%のdポイント増しで交換できます。
2)の目的にこの裏技を使うとかなり強力です。
この場合、d払いの支払い方法に「dポイント」を選ばずに、「dポイント3倍還元キャンペーン」を利用します。(dポイント利用分は、還元対象外だから)
「d曜日キャンペーン」と合わせて利用すれば、購入した100%還元本の料金の+5%がdポイントで還元されます。その還元分も交換して、プライムデーなどの大型セールで利用しましょう。
過去にあったような、10~20%の大型キャンペーンが開催された時は大チャンスです。還元できる上限まで利用して、Amazonポイントをオトクに貯金しましょう。
Amazon【d払い】の具体的な利用方法
- d払いの初期設定方法
- dポイントとd払い残高の利用設定
- d払い用のクレジットカードの設定
- d払いキャンペーンにエントリーする
- Amazonでのd払い(携帯決済)のやり方
- Kindleでのd払い(携帯決済)のやり方
- 100%還元本を購入してdポイントをAmazonポイントに交換する方法
ここからは、Amazonでのd払いの具体的な利用方法を解説していきます。
d払いの初期設定方法
Amazonのd払いの初期設定は、ドコモネットワーク(spモード)からの接続が必要になります。Wi-Fiやデザリングをいったん切断して、ドコモ回線(SPモード)に接続してください。

スマホからAmazonサイトへアクセスして、メニューをタップします。


「アカウント」⇒「お客様の支払い方法」に進んでください。

「お支払い方法を追加」⇒「携帯決済」と進んで、d払いの設定に入ります。

携帯会社は「docomo d払い」、アカウントタイプは任意のタイプを選び、「続行」を押して決定します。この時、spモードに接続する必要があるので、Wi-Fiやデザリングを切ってください。

ネットワーク暗証番号を入力して、決済方法の追加を承諾します。

Amazonの支払い方法に、docomo d払いが追加されました。
dポイントとd払い残高の利用設定
Amazonでのd払いでdポイントを利用する場合は、こちらから設定します。

利用しない/dポイントをすべて利用する/dポイント(期間限定)のみ利用から選択してください。
ドコモ口座を開設しているなら「d払い残高」も利用できます。こちらで設定してください。
d払い用のクレジットカードの設定について
Amazonでのd払いは、電話料金合算払いのみでクレジットカード払いを選べません。
ですが、ドコモの電話料金の支払いとして設定したクレジットカードで、間接的に支払うことはできます。
(多くの方は、ドコモ電話料金の支払いにdカードなどを設定していると思います。そのカードでAmazon【d払い】利用分は支払われることになります。)
もし利用カードを変えたい場合は
「My docomo」⇒「契約内容・手続き」⇒「支払い方法の変更」
こちらから変更してください。
d払いキャンペーンにエントリーする【支払い前の準備】

AmazonやKindleで商品を購入する前に、忘れずにd払いキャンペーンにエントリーしておきましょう。エントリーするだけで、dポイントの還元率がアップしてオトクです。
各キャンペーンについてはすでに解説したので、ここではリンクをまとめておきます。
参考)Amazon – dポイントがたまる、使えるお店【d払いキャンペーン全体】
参考)毎週おトクなd曜日 毎週金土曜日はdポイントが必ず+2%最大+5%
参考)Amazon d払いならいつでもdポイント3倍還元キャンペーン
Amazonでのd払い(携帯決済)のやり方
キャンペーンにエントリーしたら、さっそくAmazonでd払いを利用しましょう。+2%のdポイント還元を受けるなら、金土曜に買い物してください。
Amazonで品物をいつも通りカートに入れて、レジに進みます。

支払い方法の変更から、携帯電話会社の請求払い「docomo d払い」が選択できます。そちらを選んで注文を確定させてください。

d払いで注文した商品は、ドコモの電話料金合算払いのご利用明細から確認できます。
Kindleでのd払い(携帯決済)のやり方
Kindle本はワンクリック支払いになるので、予め決済方法としてd払いを設定しておく必要があります。
「アカウントサービス」⇒「デジタルコンテンツとデバイス」⇒「コンテンツと端末の管理」⇒「設定」⇒「Kindleの支払い設定」
と進んで、そこで設定してください。
Kindleのワンクリック支払いの設定方法は、こちらで詳しく解説しているので参考にしてください。

100%還元本を購入してdポイントをAmazonポイントに交換する方法
最後に、100%還元本を購入して、dポイントをAmazonポイントに交換する方法を紹介します。
1)期間限定dポイントをAmazonポイントに交換して、寿命を延ばす

こちらが目的の場合は、このように「dポイント(期間限定)のみ利用」にd払いを設定します。
dポイントで払った分は「3倍還元キャンペーン」の還元対象外ですが「d曜日キャンペーン」は適用されます。なるべく金土曜日に利用して、+2%ポイント還元を獲得しましょう。
こちらからエントリーしてください。
参考)毎週おトクなd曜日 毎週金土曜日はdポイントが必ず+2%最大+5%

Kindleの100%ポイント還元本を購入してください。上の場合、462円(税込み)の電子コミックが462ポイント還元になっています。


購入が確定すると、d払い(電話料金合算払い)の詳細で0円(dポイントを利用したので)が、Amazonの462ポイントに交換できました。
2)Amazonプライムデーやタイムセールのために、Amazonポイントをオトクに貯金する

こちらが目的の場合は、dポイントを「利用しない」に設定します。
dポイントを利用しない場合は「3倍還元キャンペーン」が適用されて、d曜日と合わせると5%のポイント還元です。確実にエントリーしてください。
参考)毎週おトクなd曜日 毎週金土曜日はdポイントが必ず+2%最大+5%
参考)Amazon d払いならいつでもdポイント3倍還元キャンペーン

同様に、100%還元本を購入してください。


購入が確定すると、d払い(電話料金合算払い)の詳細で660円が、Amazonの660ポイントに交換できました。
Amazonのd払いではdポイントを使うべきか貯めるべきか?
Amazon【d払い】では「dポイントを使う」「dポイントを使わずに、より多くのポイントを還元で貯める」という、2つのメリットのどちらかを選ぶことができます。
では使うのと、使わず還元で貯めるのと、どっちがオトクなのでしょうか?
この結論は「他のdポイントが貯まる支払い方法」で、何を利用しているかで判断します。
もし「d払い」を街の買い物で利用している場合…
街の買い物(d払い)では、dポイントを使わず、カード払いでdポイントを貯める
↓
Amazonのd払いで、そのdポイントを利用する
もし「dショッピング・dブック」など、dマーケットのストアを利用している場合…
Amazonのd払いでは、dポイントを使わず、電話料金合算払いでdポイントを貯める
↓
dマーケット(dショッピング・dブック)で、そのポイントを利用して、さらに還元を受ける
※)使い切れない期間限定dポイントは、100%ポイント還元本を購入してAmazonポイントに交換する
このような考えでOKです。
その理由は、(dポイントを使わず)カードで支払う場所では、dポイント利用分の還元が対象外だからです。dポイントは、ポイント利用でもカード利用でも、同じように還元が受けられる場所で使います。
おすすめは、Amazonのd払いや、街のd払いでdポイントを貯めまくって、それをdマーケットで使う方法です。この方法が、もっとも効率よくdポイントを活用できます。
こちらの記事でも詳しく解説しているので、参考にしてください。dポイントを無料で貯める方法も、紹介しています。
